定点観測 『お日様の恵み in 仙台市泉区加茂 』 


発電量の年間推移『過去ログ』 及び 考察メモなど



発電開始以来の月間発電量・過去Log一覧
このようにデータを取得していくと、月間の好天日数の傾向や季節の推移など、各月の好調・不調の要因や状況がひとめで一覧できそうです。





2015年  
年間総発電量  4,809KWh (パネル1kW あたりでは 1,004kWh)でした
設置以来、最高を記録した昨年に次ぐ発電量があり、順調に推移した1年であったようです。



2014年
  年間総発電量  4,814KWh (パネル1kW あたりでは 1,005kWh)でした
設置以来の7年間ではお日様の恵みを最も頂くことのできた1年でした。


2013年
年間総発電量 4,510KWh (パネル1kW あたりでは942kWh)でした
7月の長雨の影響はありましたが,全体としては平均的に推移した1年でした。


2012年
年間総発電量 4,664KWh (パネル1kW あたりでは974kWh)でした
特に可もなく不可もなく推移した1年であったようです。



2011年
年間総発電量 4,779KWh (パネル1kW あたりでは998kWh)でした
震災による停電(ログ欠落)にもかかわらず、1年を通して振り返るとお日様に恵まれた1年であったようです。

 


2010年
年間総発電量 4,488KWh (パネル1kW あたりでは937kWh)でした


2009年
年間総発電量 4,474KWh (パネル1kW あたりでは934kWh)でした



2008年
年間総発電量 4,507KWh (パネル1kW あたりでは943kWh)でした




太陽光の南中時入射角について(考察少々)


 
各図中の赤い曲線カーブは,7寸勾配の拙宅屋根面へふりそそぐ太陽光の南中時入射角を年間をとおしてプロットしたものです(仙台市での年間の南中高度を国立天文台ホームページ中の暦計算室より入手して作成しています)。

 各図中の棒グラフは日々の発電量で、棒グラフが伸びていないところは曇りや雨の日です。好天が続く4月の頃や雨天続きの6月頃など、一目瞭然です。

 さて次の図2のように中学校理科では「太陽の光があたる角度が垂直に近いほど多くのエネルギーを受け取れる」というを学習しますが、このことから、図1中で南中時のパネル面への太陽光入射角がほぼ90°となる期間を、『(大きな発電量が)期待できる頃』と記しました。春と秋に2回ほどありますね。


図2 東京書籍版の中学校理科の教科書より。



そこで太陽光の入射角の違いで実際にどの程度の増減があるのか,快晴日のデータを追いながら比較してみました。現時点では3ヶ月間ほどのデータですが,その経過が次のグラフ(図3)です。


図3 快晴日の時間帯ごと発電量比較

 どの日も,正午前の( 10時〜11時台)に発電量のピークを迎えています。
 いずれの日も,8時台〜14時台の日中約7時間でその日の総発電量の8割ほどを発電しています。換言すれば,明け方や夕方が曇りであっても日中〜とりわけピーク時が晴れてさえいれば,恵みは存分にいただけるといえそうです。


 さて,それぞれピーク時の発電量をみると,ごらんのとおり,( 4月 )>( 5月 )>( 6月 )と次第に減少していることが読み取れますね。春分の頃と夏至の頃を比較すると約20%〜25%ほどの減少量でしょうか。

 
4月と6月では発電効率に影響のある気温の条件も違いますので,南中時の入射角という一つの要因だけで判断はできませんが,今のところは予想どおりに推移している様子に感じました。

 このグラフが示すとおり、南中時(ピーク時)は電池パネルにとって大きな発電量をかせげる好条件の時間帯ですが,それでもパネル1kWあたり最大 0.75kWhほど。日々昇り沈みを繰り返しているお日様相手で,『持てる発電能力をフルに発揮できるのは,正午をはさんだわずかの時間帯で,そこに雲がかかれば,まさに開店休業!』なのだなあといった神様任せのような悲哀(∋_∈)もこのグラフからふと感じました。

まさに,『お日様の恵み』は『天の恵み』ですね。
 

 これから設置しようとお考えの方々へ(少々)


 もしも、パネル面をゆるやかな勾配の屋根面に置いたとすると,状況はかなり違ってきたように感じます。。。興味のあるかたは,こちらをクリックしてください(拙宅と同一緯度で3寸勾配の場合に設置したという例との比較です)

 このグラフが物語るように,お日様の恵みを少しでも効率よくいただくには,事前の十分な検討・考察が非常に大切と感じます。言い換えれば、設置後の「たら・れば」は、あとの祭りで、うごきはじめたら、十数年のスパンをかけて,果報は寝て待つ ぐらいのことしかできません。。。設置後の追加オプションや仕様変更は,ほとんど検討の余地すらありませんから,十分なシミュレーションを尽くして設置してこその楽しみであろうと思います。

 以上、『お日様の恵み』は『天の恵み』。 『天の恵み』 は『全ての人に平等に注ぐもの』ですが、それを生かすも捨てるも、人次第・アイデア次第です。興味を感じましたら,ぜひ、まずはご自身でデータをあつめて検討を始められることをお勧めします。他力本願では、設置後の楽しみも、多くは期待できないでしょう。以上、そんな思いもあってので、少々こまかいことまで綴ってしまいました。(参考まで)

2009年6月29日



     太陽光発電の電池パネルを屋根に載せて『お日様の恵み』を毎月お届けしています。お粗末なデータですが導入設置をご検討中の方々にも利用できる生の資料としてお役に立てれば幸いです。どうぞ機会がありましたら、またご訪問下さい。